修酸は身体のなかで発ガン物質に変わり、硝酸態チッソは、酸素欠乏を引き起こしての死亡例も報告されています。化学肥料の危険性はそればかりではありません。もともと自然界にはないものを投入するわけですから、畑のなかの自然生態系が壊されてしまいます。畑のなかには各種のミネラル分のほか、何百万の微生物が自然界のバランス中で生活しています。化学肥料の投入はそのバランスを崩してしまうのです。その結果、ある特定の微生物や害虫が大発生し、作物に壊滅的な被害をもたらしたりします。一グラムの土のなかには何百万という微生物が棲んでいます。微生物といっても、よい微生物もあれば悪い微生物もあります。農作物が病気になったりするのも微生物がその原因です。よい微生物は、たとえば、納豆を作るときや味噌・醤油を作るのも微生物の力を利用していますし、チーズや酒その他の発酵食品といわれるものはすべて微生物の力を利用しています。この微生物が作物を作るときも欠かせないものなのです。微生物は土のなかの有機物を食べていきています。その有機物を植物が摂取できるような栄養素に代える働きをしたり、微生物の死骸が栄養素になったりします。(微生物の平均寿命は二時間くらいなのです)。
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